徒然なるままに〜120秒で読む言葉

意味はありません。ただおもったことを書き綴っています。120秒でよむことができるような短い言葉ばかりです。隙間時間の一息にどうぞ

【創作話】7話 読心術

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私には特殊な能力がある。相手の心を読むことができるという、他人には理解できない能力だった。

 

当初は、便利な能力だと思っていた。試験で答えを知ることもでき、人々が何を欲しているかも理解できた。しかし、すぐにそれが私にとって重荷になることに気づいた。

友達と一緒にいるときでも、彼らの心を読むことができてしまう。本当に私と一緒にいたいのか、ただ利用されているのではないかと疑ってしまうようになった。

また、誰もが秘密を持っていることを知るようになり、その秘密が私を苦しめることもあった。家族や友達の心の内を知ってしまうと、その負担を一人で抱え込むことになり、心が疲れてしまった。

さらに、私が相手の心を読んだことを知っている人々が、私に接近してくるようになった。彼らは私から別の相手のことを知りたがっていた。私にとっては、彼らの秘密を知ることが負担であり、自分自身のことを見失ってしまうことにもなった。

 

 

私は能力を隠し通すことも考えたが、それでも辛かった。自分が誰かに嘘をついているという気持ちが私を苦しめた。また、誰かが私のことを知ってしまった場合、私を異常者として扱うこともあるだろう。

私は悩んだが、最終的には自分を受け入れることに決めた。私はこの能力を持っていることを受け入れ、それを活かすことで、人々の役に立つことができるかもしれない。私は人々の心を読むことができるからこそ、助けが必要な人々を見つけ出すこともできる。

そして、私は自分の負荷を軽くするために、話を聞いてくれる人を探し始めた。家族や友達だけでなく、心理学者やカウンセラーなど専門家の助けを借りて、自分自身を守り、自分自身を受け入れることができた。

 

私が持つ能力はまだまだ誰も理解する人はいないし、この能力を持つことが苦痛なことも多いが、自分自身を受け入れることで、少しずつ楽になってきた。私は、自分自身を受け入れることで、自分を信じることができるようになった。

 

私は自分の能力を活かすため、誰かを助けることを決めた。私は自分自身の経験をもとに、同じような苦痛を抱える人々を助けるために、カウンセラーや心理学者としての道を歩み始めた。

この道を歩むことで、私は多くの人々に出会い、自分自身を成長させることができた。そして、私の能力が人々を救い、役に立っていることを知り、私は自分自身を受け入れることができた。

 

 

私は、自分が持つ特殊な能力が苦痛なこともあるが、それを受け入れ、自分自身を成長させることができた。私は、自分の苦しみを克服することができ、人々を助けることができるようになった。私は、自分が持つ能力を活かし、自分自身の人生を生きることができた。

 

(この話はフィクションです。)

 

 

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